「パーソナルストレッチができるトレーナーになるためには資格は必要なの?」「どんな資格がおすすめなの?」
このような疑問を持っていませんか。
この記事では、パーソナルストレッチトレーナーに資格が必要なのかやおすすめの資格について紹介します。

パーソナルトレーニングジムを経営し、パーソナルストレッチを提供している筆者の経験をもとに疑問を解決します!
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パーソナルストレッチとは

パーソナルストレッチとは、トレーナーがお客さんの身体に合わせてストレッチをします。
そのため、お客さんはリラックスして寝たままでOKです。
もみほぐしで行っている施術がストレッチに変わったものとイメージしてもらえれば、問題ありません!
パーソナルストレッチに資格は必要?
お客さんにパーソナルストレッチをするために、必要な資格はありません。
そのため、誰でもパーソナルストレッチができるトレーナーとして働けます。
しかし、知識がなくても誰でもできるわけではありません。

ストレッチをするには、どこに筋肉をついているかという解剖学の知識は絶対に必要です。
資格を取得するメリット

資格する取得するメリットは以下の通りです。それぞれ紹介します。
・一定以上の知識がある証拠になる
・知識を得られる
一定以上の知識がある証拠になる
資格を取得すると、認定している資格団体が一定以上の知識があると認めている証拠になります。
資格を取得していると、お客さんや採用担当者は一定以上の知識があると評価してくれます。
十分な知識を持った方を採用したいため、資格を取得していると採用されやすくなるでしょう。
知識を得られる
パーソナルストレッチの資格を取得するためには、勉強しないといけません。
初心者がストレッチをするために必要な知識を得るために勉強する際に参考になる本は、多くはあります。
しかし、何から勉強すればよいか分からないはずです。
資格を発行する団体が、体系的に分かりやすく学べるように参考書を作っている場合が多いです。

そのため、資格取得する際に非常に分かりやすい参考書を使って勉強できます。
おすすめのパーソナルストレッチトレーナー資格3選

パーソナルストレッチトレーナーとして、資格を取得するメリットは前述した通りです。
おすすめの資格は以下の通りです。
・IBMA認定パーソナルストレッチ
・日本ストレッチトレーナー学院
・JSA認定ストレッチ系資格
①IBMA認定パーソナルストレッチ系資格
IBMAが認定するパーソナルストレッチ系の資格は、以下の通りです。
・IBMA認定パーソナルストレッチベーシックトレーナー
・IBMA認定パーソナルストレッチアドバンストレーナー
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
IBMAとは、国際ボディメンテナンス協会の略称です。短期間で取得できるようなカリキュラムもありインターネットを活用して学習できます。
カラダメンテ養成スクールで、直接講座が実施している場所にインターネットで参加でき2日間で学習できるコースを実施しています。
今のところ以下の日程でコースが実施すると発表されています。

定員が決まっているため、気になる方は早めにお申し込みください。
②一般社団法人日本ストレッチトレーナー学会認定資格
一般社団法人である日本ストレッチトレーナー学会が認定している、ストレッチトレーナーの資格がおすすめです。
日本ストレッチトレーナー学院で資格を取得するための知識を学べます。
初心者の方でも分かりやすく、ストレッチについて理解できるように学習できます。

仮に資格を取得しなかったとしても、日本ストレッチトレーナー学院で学ぶと
ストレッチについて役立つ知識を得られるでしょう!
③JSA認定ストレッチ系資格
JSAとは、特定非営利活動法人日本ストレッチ協会の略称です。
JSAでは、さまざまなストレッチトレーナー資格を認定しています。その資格は以下の通りです。
・JSA-CSTS(ストレッチングトレーナーセルフ)
・JSA-CSTP(ストレッチングトレーナーパートナー)
・JSA-CSI(ストレッチングインストラクター)
・JSA-CSM(ストレッチングマスター)
ストレッチの知識に自信のない方は、CSTSやCSTPから取得するとよいでしょう。
CSTSはセルフストレッチという一人でするストレッチ、CSTPはパーソナルストレッチについて学べます。

より深く学びたい人は、CSIの資格を取得するようにしましょう。
パーソナルストレッチに役立つトレーナー資格3選

パーソナルストレッチに間接的に役立つ資格トレーナーの資格は、以下の3つです。
・NSCA-CPT
・NSCA-CSCS
・JSPO-AT

この資格は、ストレッチトレーナーとしてだけではなく、トレーニング指導するトレーナーとしても活躍できます!
NSCA-CPT
NSCA-CPTは、全米ストレングス&コンディショニング協会が認定するコンディショニングパーソナルトレーナーの資格です。
近年パーソナルトレーニングがブームで、多くの専門店を見かけるようになったと思います。
パーソナルトレーナーも資格を取得せずに働けますが、資格を取得していた方が採用する企業やお客さんからの信頼性も上がります。
認定条件は以下の通りです。
1.NSCAジャパンの会員であること
NSCA認定資格とは‐NSCAジャパン:https://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/#requirements
2.満18歳以上
3.高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
4.有効なCPR/AEDの認定者(*)
5.NSCA-CPT認定試験に合格

心肺蘇生法の資格を取得している18歳以上であれば、ほとんどの人が挑戦できる資格です!
教本もしっかりしているため、独学でも勉強しやすいです!
NSCA-CSCS
NSCA-CSCSは、CPTと同様に全米ストレングス&コンディショニング協会が認定している資格で、ストレングス&コンディショニングスペシャリストといいます。
この資格の取得者の中では、トレーニング系のトレーナーのスペシャリストとしてプロや企業チームで雇われる方もいます。
認定条件は以下の通りです。
1.NSCAジャパンの会員であること
NSCA認定資格とは‐NSCAジャパン:https://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/#requirements
2.学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者
3.有効なCPR/AEDの認定者(*)
4.CSCS認定試験 基礎科学セクションに合格
5.CSCS認定試験 実践/応用セクションに合格

CPTと違う点は「大学卒業をしないといけない」「2つの筆記試験に合格」などがあげられます!
そのため、CPTより難易度が上がります!
JSPO-AT
JSPO-ATとは、日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナーという資格です。
アスレティックトレーナーの資格取得者は、応急処置やリハビリ、トレーニングの指導をします。
CSCSと同様に実業団やプロチームで雇用されている取得者も多くいます。

難易度も高く簡単に取得できる資格ではありませんが、
ストレッチをするトレーナーに必要な知識を間違いなく得られるでしょう。
パーソナルストレッチに必要な勉強内容

パーソナルストレッチに必要な知識はさまざまあります。
その中でも絶対に必要な2つの知識について紹介します。

NSCA-CSCSの資格を取得しトレーナーとして活動している僕が、
参考になった本も一緒に紹介するため参考にしてください。
解剖学
解剖学は、パーソナルストレッチを提供するために必要な知識です。
解剖学では、筋肉がどこについているのかや骨がどこにあるのかなどを学びます。
筋肉がついている起始と停止といわれる部分を離すと、自然に筋肉がストレッチされます。

極論ですがストレッチのフォームが分からなくても、筋肉の起始と停止さえ分かればストレッチできます!
解剖学を独学で勉強する際のおすすめの本は以下の2つです。僕自身とても勉強になった本で、今でもたまに読み返しています。
生理学
生理学とは、身体の働きについて理解できる学問です。
筋肉が収縮する仕組みや、身体が動く仕組みについて分かります。
パーソナルストレッチを施術する際に必要な知識ではありませんが、あった方がより深くストレッチについて理解できます。

生理学は難しい学問ですが、分かるととても楽しいです。とにかく分かりやすい本で勉強するのがおすすめです。
パーソナルストレッチトレーナーになる方法は?

パーソナルストレッチトレーナーになる方法は以下の3つです。自分に合った方法でパーソナルストレッチトレーナーを目指してみましょう。
・パーソナルストレッチ専門店で働く
・独学で学ぶ
・大学や専門学校に通う
①パーソナルストレッチ専門店で働く
パーソナルストレッチ専門店では、未経験者のアルバイトや正社員を募集しているケースも多いです。
未経験者でもパーソナルストレッチトレーナーとして戦力になるように、研修や独自の資格を発行しているパーソナルストレッチ専門店もあります。
そのため、未経験者でも働き給料をもらいながら、パーソナルストレッチトレーナーとして必要な知識と技術を身に着けられます。

パーソナルストレッチトレーナーに、今すぐになりたい人におすすめの方法です。
②独学で勉強する
自分で本を購入し独学で学び、パーソナルストレッチトレーナーとして働く方法もあります。
先程紹介した本だけでなく、パーソナルストレッチ関係の本を購入すると、パーソナルストレッチの方法が分かるでしょう。
今すぐパーソナルストレッチ専門店で働けない人におすすめの方法です。
おすすめの本は以下の通りです。
③大学や専門学校に通う
今高校生や留年中であれば、大学や専門学校で学ぶのもよいでしょう。
トレーナーの勉強ができる体育大学や専門学校に通うと、パーソナルストレッチに必要な知識だけでなくトレーニングや応急処置などを学べます。

大学や専門学校では体系的なトレーナーの知識を多く学べます。
パーソナルストレッチトレーナーだけでなく、トレーナーとして活動の幅を広げられる知識を得られるでしょう!
知識を手に入れてパーソナルストレッチトレーナーになろう

今回は、パーソナルストレッチトレーナーにおすすめの資格を紹介しました。
パーソナルストレッチトレーナーになるためには、資格がなくても問題ありません。
しかし、資格があった方がお客さんや採用する企業からの信頼度が変わります。また、トレーナーの知識がない方は、資格取得のために勉強した方が分かりやすく理解できるでしょう。
ぜひ、この記事で紹介した資格から自分にあった資格を取得してください。
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